HAGUKUMI人が育つ人事評価制度
コラム

理念経営とは|経営理念を人事評価制度につなげる方法

HAGUKUMI 代表 疋田大樹 2026.11.06

「経営理念はあるけれど、社員が覚えていない」「朝礼で読み上げているのに、行動は変わらない」。そんな声をよくお聞きします。この記事では、経営理念を、毎日の判断と人事評価制度にまでつなげる「理念経営」の考え方をお伝えします。

理念経営とは

理念経営とは、経営理念を、会社のあらゆる判断の基準にする経営のことです。採用、教育、評価、給与、日々の仕事の進め方まで、「それは理念に合っているか」で決めていきます。

理念が判断の基準になると、社長がいない場面でも、社員が同じ方向で考えられるようになります。社員が増えて、社長が一人ひとりを見られなくなってきた会社ほど、この基準が役に立ちます。

理念が「飾ってあるだけ」になりやすい理由

理念が浸透しないのは、社員の意識が低いからではありません。多くの場合、次のような「つながり」がないことが原因です。

理念そのものを作り直すより先に、このつながりを整えるほうが、変化は早く出やすくなります。

理念から評価までをつなぐ4つの段階

HAGUKUMIでは、人事評価制度づくりを必ず経営理念から始め、次の順番でつなげます。

  1. 経営理念:会社が何のためにあるのか
  2. 行動指針:理念を実現するために、毎日どう考え、どう動くのか
  3. 評価項目:行動指針と役割を、数えられる行動と結果に置きかえる
  4. 面談・ふり返り:毎月、数字と具体的な場面で確かめ、次の行動を決める
段階例
経営理念お客様と地域に、安心を届ける
行動指針相手の立場に立ち、先回りして動く
評価項目次回のご案内率、お問い合わせへの当日返信率
面談「先回りして動けた場面」を本人が話し、次の1か月の行動を決める

この順番でつくると、評価が「点数をつけること」ではなく、「理念に向かって成長すること」になります。

理念を評価に入れるときの注意

理念を毎日の仕事に根づかせる工夫

HAGUKUMIが理念経営を大切にしている理由

HAGUKUMIの経営理念は「こころの成長と仕組みづくりで、人が育ち、社会から必要とされる会社創りに貢献します。」です。評価の仕組みだけを整えても、何のために頑張るのかが伝わっていなければ、人は育ちません。だから私たちは、こころの成長(あり方)と仕組み(やり方)の両方を、理念から順番に整えます。評価・研修・面談の仕組みは自社でも運用し、うまくいったやり方をお伝えしています。

理念がまだ言葉になっていなくても大丈夫です。社長が大切にしてきたことを伺いながら、言葉にするところから一緒に始められます。今の会社の状態は、HAGUKUMI組織診断(34問・約7分)で、理念・組織・評価・教育・管理・導入の土台の6つの軸から確かめられます。

自社に合う評価制度を、一緒に考えませんか

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