コラム
中小企業の人事評価制度の作り方|失敗しにくい順番
人事評価制度をつくろうとすると、多くの会社がまず「評価シート」から作り始めます。ところが、シートだけを作った制度は、1〜2回評価をしたところで止まってしまうことがほとんどです。この記事では、評価が現場で回り続けるための「順番」の考え方をお伝えします。
評価シートから作ると、なぜ続かないのか
評価シートは、本来「会社が大切にしていること」と「役職ごとの責任」が決まって、はじめて中身が決まるものです。土台がないままシートを作ると、次のようなことが起きます。
- 項目が「積極性」「協調性」のようなあいまいな言葉になり、上司の印象で点がつく
- 何をすれば点が上がるのか、社員に分からない
- 給与とのつながりが説明できず、評価への不満がたまる
そこで、理念から管理までを1本の線でつなぐ順番で整えます。
土台から順番に、3つの段階でつくる
1. 基盤づくり
経営理念とルールで、全員の判断の基準をそろえます。「迷ったらこれで決める」という基準があると、評価の軸もそろいます。
2. 仕組みづくり
役割ごとの責任をはっきりさせ、評価と給与・賞与をつなげます。ここがつながると、評価が「自分ごと」になります。
3. 運用づくり
学ぶ仕組みと、毎月のふり返りを整えます。制度は作って終わりではなく、現場で回り続けてはじめて意味があります。
実際の進め方や、それぞれの段階で何をつくるかは、会社の規模や今ある仕組みによって変わります。HAGUKUMIでは、ご相談のときに会社に合わせた順番をご提案しています。
どのくらいの期間がかかるか
目安は、設計に0〜3か月、仮運用に3〜6か月です。最初から完璧を目指さず、仮運用で現場に合わせて直してから、給与・賞与とつなげるのがうまく進めるコツです。
今ある評価シートや給与表は、捨てる必要はありません。どこを生かし、何を足せばよいかは、ご相談のときに一緒に整理します。
自社に合う評価制度を、一緒に考えませんか
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