HAGUKUMI人が育つ人事評価制度
コラム

人事評価制度とは|目的・メリットと、中小企業が導入でつまずかないためのポイント

HAGUKUMI 代表 疋田大樹 2026.11.06

「そろそろ評価制度をつくらないと」と考えはじめた経営者の方に向けて、人事評価制度とは何か、何のためにつくるのかを整理しました。むずかしい言葉はできるだけ使わずに説明します。

人事評価制度とは

人事評価制度とは、社員一人ひとりの仕事ぶりを、会社で決めた基準にそって確かめ、その結果を給与・賞与・昇格や、次の目標・育成につなげる仕組みのことです。

多くの会社では、次の3つをセットで整えます。

どれか1つだけを作っても、うまく回りません。たとえば評価シートだけがあって給与とつながっていないと、社員は「評価されても何も変わらない」と感じてしまいます。

人事評価制度の3つの目的

1. 頑張る方向をそろえる

会社が何を大切にしていて、何をすれば評価されるのかがはっきりすると、社員は迷わずに動けます。評価の基準は、会社から社員への「こう頑張ってほしい」というメッセージです。

2. 人を育てる

評価は、点をつけて終わりではありません。今できていることと、まだできていないことを本人と確かめ、次に何を伸ばすかを決めるためのものです。HAGUKUMIが「人が成長する人事評価制度」と呼んでいるのは、この目的をいちばん大切にしているからです。

3. 処遇に納得してもらう

給与や賞与の決まり方が説明できると、社員の納得感が上がります。「社長の気分で決まる」と思われている状態は、真面目な人ほど不安になり、辞める原因にもなります。

何を評価するのか(成果・行動・能力)

評価する中身は、大きく3つに分けられます。

種類見るもの例
成果仕事の結果担当のお客様の2回目来店率、納期の遵守率
行動結果につながる日々の行動日報の当日提出率、次回予約のご案内率
能力仕事に必要な知識や技術技術チェックの合格数、研修テストの合格数

結果だけで評価すると、担当や時期の運に左右されます。結果と、その結果につながる行動をセットで見るのがおすすめです。評価項目をどう数字にするかは、評価項目を数字にする方法で詳しく説明しています。

中小企業が導入するメリット

社員が10〜50名ほどの会社は、社長が一人ひとりを見られなくなりはじめる時期です。この時期に仕組みをつくっておくと、その後の採用や店舗の拡大がずっと楽になります。

導入で失敗しやすいポイント

どこから始めればよいか

まずは、経営理念・組織図・ルールの3つの土台を整えるところから始めます。そのうえで、役割と評価、給与・賞与へと順番に積み上げていきます。考え方は人事評価制度の作り方|失敗しにくい順番にまとめました。

今ある評価シートや給与表があれば、それを生かして整えられます。どこから手をつければよいか分からないときは、HAGUKUMI組織診断(34問・約7分)で今の状態を確かめてみてください。

自社に合う評価制度を、一緒に考えませんか

今の評価シートや給与表があれば、それを生かして整えます。LINEで「相談」と送っていただくと、60分の無料相談のご案内をお送りします。